マーケットコメント


マーケット情報

2025-10-01

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

1日、米つなぎ予算案の否決が嫌気され、日経平均は一時574円安となるも下げ渋り

1日、注目された米国のつなぎ予算案が議会上院で否決され、政府機関の閉鎖が始まる可能性が高まったと取引開始前に伝わったことや、下期のスタートとなるなかで、ポジション調整の売りが出たことが東京市場の下落要因となった。日経平均は100円程下落して始まり、売り一巡後に買い戻される場面があったが、時間外の米国株の先物が下げ幅を広げていたことが上値の重石になると、44,357円をつけるなど一時574円安となった。一方午後に入ると買い戻しが優勢となり下げ渋って終えた。日経平均は4日続落、TOPIXは反落となっている。そうしたなか業種別では、医薬品、その他製品の2業種が値上がり。一方値下がりは、銀行、不動産、証券、商品、その他金融、保険、機械、金属製品など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、IHIが-7.07%と下落が目立ち、川崎重工業、みずほFG、三菱重工業など23銘柄が値下がりした反面、サンリオが+5.16%と上昇が目立ち、JX金属、任天堂など7銘柄が高かった。日経平均の終値は44,550円85銭、-381円78銭、TOPIXの終値は3,094.74ポイント、-42.86ポイント。プライム市場の売買高は概算で23億10百万株、同売買代金は5兆2,869億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)