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マーケット情報

2025-09-26

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26日、半導体関連株が売られ日経平均は3日ぶりの反落、TOPIXは4日続伸で終了

26日、米国市場の下落や半導体関連株が利益確定と見られる売り物に押されたことから、日経平均が下落したものの、TOPIXは銀行株など、時価総額が大きなセクターが買われたことやプライム市場で配当や優待の権利取りの動きが支えとなった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと、日経平均は半導体関連株が売られ下げ幅を広げる展開となったが、TOPIXが切り返してプラスに浮上すると日経平均も売り一巡後に切り返しプラスに浮上する場面があった。一方午後に入ると、売り物に押されて日経平均は下げ幅を広げ、TOPIXもマイナスになる場面があったが、配当や優待の権利取りの動きが支えとなり、かろうじてプラスを維持して終えた。そうしたなか業種別では、不動産、食料品、建設、保険、その他製品など24業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、電気機器、医薬品、情報・通信など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HD、リクルートHDなど12銘柄が高かった反面、オリオンビールが-10.26%、キオクシアHDが-10.12%、レーザーテックが-8.36%、ディスコが-7.06%と下落が目立ち、中外製薬、東京エレクトロン、ソフトバンクG、アドバンテストなど18銘柄が安かった。日経平均の終値は45,354円99銭、-399円94銭、TOPIXの終値は3,187.02ポイント、+1.67ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億01百万株、同売買代金は6兆2,067億円。
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