マーケットコメント


マーケット情報

2025-08-14

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

14日、7営業日ぶりの反落、円高進行が嫌気され輸出関連株が売られる

14日、ベッセント米財務長官がFRBの政策金利について、米メディアとのインタビューで、今より低い水準にあるべきと主張したことが、米国株の上昇につながったものの、東京市場では円高に振れ、売り材料となった。日経平均は小幅安で始まったが、147円台前半で推移していたドル円がじわじわと下落して146円台前半まで円高に振れると、輸出関連株を中心に、売り物に押される展開となった。また、上値の重たさが嫌気されると、午後に入って42,606円をつけるなど一時667円安となる場面があったが、その後はドル円が146円台前半で推移していたことが重石となって安値圏でのもみ合いが続き、43,000円を大幅に割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、銀行、電気・ガス、情報・通信、証券、商品など7業種が値上がり。値下がりは、機械、卸売、輸送用機器、空運、精密機器など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トリドールHDが+13.20%と上昇が目立ち、ソフトバンクG、SBIHDなど10銘柄が値上がり。一方値下がりは、ソシオネクストが-8.39%、三菱重工業が-5.69%、川崎重工業が-5.31%、古河電工が-5.10%と下落が目立ち、リクルートHD、アドバンテスト、メタプラネット(S)など20銘柄が安かった。日経平均の終値は、42,649円26銭、-625円41銭、TOPIXの終値は3,057.95 ポイント、-33.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億59百万株、同売買代金は5兆4,482億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)