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マーケット情報

2025-08-12

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12日、5日続伸、日経平均は一時1,179円高となり過去最高値を更新して終了

12日、取引開始前に、トランプ米大統領が、米中の関税停止を90日間延長する大統領令に署名したと伝わったことや、半導体関連株が買われたことで大幅高となった。日経平均は朝方から買い優勢で始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となり、1,000円超上昇して午前の取引を終えた。また午後に入ってからも買い優勢の状態が続き、42,999円をつけ1,179円高となる場面があったが、まとまった売り物が出て上げ幅を縮めると、米7月CPIの発表を控え利益確定と見られる売り物に押され上げ幅を縮めて終えた。日経平均は過去最高値を更新、TOPIXは3営業日連続で過去最高値を更新した。そうしたなか業種別では、鉱業、銀行、情報・通信、証券、商品、非鉄金属など26業種が値上がり。値下がりは、その他製品、石油・石炭、紙・パルプなど7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ゼンショーHDが+18.96、サンリオが+16.11%と、どちらも値幅制限いっぱいまで買われたほか、キオクシアHDが+10.74%、レーザーテックが+7.13%、ソフトバンクGが+6.92%、アドバンテストが+6.34%と上昇目立ち、フジクラなど27銘柄が高かった反面、日経ダブルインバース、任天堂、川崎重工業、ソニーG、の4銘柄が安かった。日経平均の終値は、42,718円17銭、+787円69銭、TOPIXの終値は3,066.37 ポイント、+42.16ポイント。プライム市場の売買高は概算で27億81百万株、同売買代金は6兆8,640億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)