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マーケット情報

2025-07-23

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23日、日米関税交渉の合意を好感した買いで日経平均は一時1,500円高

23日、取引開始前、トランプ米大統領が自身のSNSに、日本との関税交渉で合意したと投稿したことが好感され、東京市場は大幅高となった。日経平均は節目の4万円台を回復して始まると、一時売り物に押される場面があったが、その後じわじわと買いが優勢となり指数を押し上げた。また自動車株など時価総額が大きなセクターが買われたことからTOPIXも徐々に上げ幅を広げる展開となった。午後に日経平均は41,342円をつけるなど一時1,567円高となったが利益確定と見られる売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは、輸送用機器、銀行、金属製品、精密機器、医薬品など。上昇率が低かったのは、倉庫・運輸、紙・パルプ、食料品、水産・農林、情報・通信などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マツダが+17.77%、SUBARUが+16.61%、トヨタ自動車が+14.34%、ホンダが+11.15%、メタプラネット(S)が+8.12%、日経レバレッジETFが+7.46%と上昇が目立ち、キーエンス、ファーストリテイリングなど24銘柄が高かった反面、日経ダブルインバースが-7.50%と下落が目立ち、良品計画、IHIなど6銘柄が安かった。日経平均の終値は、41,171円32銭、+1,396円40銭、TOPIXの終値は2,926.38 ポイント、+90.19ポイント。プライム市場の売買高は概算で30億24百万株、同売買代金は7兆1,081億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)