マーケットコメント


マーケット情報

2025-07-04

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

4日、まちまち、一時4万円台を回復するも日経平均は小幅続伸、TOPIXは小反落

4日、米6月雇用統計や6月ISM非製造業景況感指数が予想を上回る結果となったことから、ドルが上昇して円安にふれたことや、米国市場でナスダック総合やS&P500が過去最高値を更新して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は夜間取引の先物の水準に連動する格好で始まり、日経平均は取引開始後に4万円台を回復したが、すぐに上値が重たくなり、上げ幅を縮める展開となった。また、マイナスに沈む場面があったものの買い戻しが入って小幅高で午前の取引を終えた。一方午後に入って午前の安値を下回ったが、今晩の米国市場が独立記念日で休場となることから薄商いで売り込む動きは見られず、クロージング・オークションの買い戻しで日経平均は小幅高、TOPIXはプラスに浮上できず続落で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、銀行、証券、商品、水産・農林、倉庫・運輸など17業種が値上がり。値下がりは、海運、鉄鋼、非鉄金属、保険、不動産、精密機器など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、霞ヶ関キャピタルが+12.55%と上昇が目立ち、良品計画、SCREENHD、東京電力HDなど18銘柄が高かった反面、ソシオネクスト、フジクラ、ディスコなど12銘柄が安かった。日経平均の終値は、39,810円88銭、+24円98銭、TOPIXの終値は2,827.95 ポイント、-1.04ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億51万株、同売買代金は3 兆8.803億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)