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2025-06-24

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24日、4営業日ぶりの大幅反発、イスラエルとイランが停戦合意との投稿を好感

24日、日本時間24日の深夜にイランがカタールの米軍基地を攻撃したことが伝わり、中東情勢の緊張が高まるなか、日本時間の取引開始前にトランプ米大統領が、イスラエルとイランが完全かつ全面的な停戦に合意したと自身のSNSに投稿したことが買い材料となった。日経平均は38,700円台に乗せて取引が始まると、38,990円をつけるなど一時636円高となる場面があったが、両国から正式に停戦が発表されていなかったこともあり、買いが一巡すると売り物に押される展開となり、311円高まで上げ幅を縮めた。また午後に入ってからは、再びトランプ大統領がSNSに「停戦は発効した。違反しないでほしい!」と投稿したことを受け、今度は停戦合意が守られるかに注目が集まるなか売り物に押されて上げ幅を縮めたが、クロージング・オークションで買いが入って指数を押し上げ、日経平均、TOPIXともに4営業日ぶりの反発で終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、空運、証券、商品、その他製品、電気機器など20業種が値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭、不動産、海運など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックが+13.30%、古河電工が+6.34%、フジクラが+5.72%、ソフトバンクGが+5.58%と上昇が目立ち、ディスコ、東京エレクトロンなど20銘柄が値上がり。値下がりは、INPEXが-6.79%、メタプラネット(S)が-6.30%と下落が目立ち、三井E&Sなど10銘柄が安かった。日経平均の終値は、38,790円56銭、+436円47銭、TOPIXの終値は2,781.35 ポイント、+20.17ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億80万株、同売買代金は4兆2,040億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)