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2025-06-20

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20日、手掛かり材料不足のなかCAでまとまった売り物が出て続落

20日、米国市場が休場で手がかり材料不足となるなか、方向感のない値動きとなった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと買いが入ってプラスに浮上し、38,646円をつけるなど一時157円高となる場面があったが、しばらくもみ合いが続いたあと失速して125円安となるなど方向感のない値動きとなった。また午後に入ると前日の終値近辺でのもみ合いが続いたが、週末で地政学リスクへの警戒から売り物が出たほか、クロージング・オークションでまとまった売り物が出て日経平均は今日の安値圏で終えた。TOPIXは安値引けとなっている。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、海運の2業種が値上がり。値下がりは、その他製品、保険、鉱業、水産・農林、証券、商品、サービス、鉄鋼など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井E&Sが+6.99%、名村造船所(S)が+6.88%と上昇が目立ち、レーザーテック、アドバンテストなど9銘柄が値上がり。一方値下がりは、三菱重工業、川崎重工業、IHIなど21銘柄となっている。日経平均の終値は、38,403円23銭、-85円11銭、TOPIXの終値は2,771.26 ポイント、-20.82ポイント。プライム市場の売買高は概算で27億72万株、同売買代金は6兆6,964億円。
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