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マーケット情報

2025-04-17

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17日、反発、取引終了にかけて買いが継続し、34,000円台を回復して終了

17日、米国株が下落していたものの、前日の下げ渋りの流れが続き買い優勢で始まった。取引開始後直ぐに売り物に押され上げ幅を縮めると、TOPIXはマイナスに沈んだが売りが一巡したところから切り返した。また、朝方141円台をつけたドル円が、日米関税交渉の第一弾を終えたあとの会見で、赤沢経済再生担当大臣が、為替について話は出なかったと発言したことがドルの買いにつながり、先物主導で日経平均を押し上げた。午後に入ってからも買いが続き、TOPIXは高値引け、日経平均も今日のほぼ高値で終えた。ただ、商いは引き続き3兆円台の低水準となっている。そうしたなか業種別では、石油・石炭、保険、銀行、鉱業、その他製品、電気機器など31業種が値上がり。値下がりは、水産・農林、倉庫・運輸の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎重工業が+7.05%、IHIが+5.58%と上昇が目立ち、レーザーテック、東京海上HD、アドバンテスト、ディー・エヌ・エーなど24銘柄が高かった反面、フジ・メディアHDが-5.72%と下落が目立ち、日経ダブルインバース、ニトリHD、武田薬品など6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は34,377円60 銭、+457円20銭、TOPIXの終値は2,530.23ポイント、+32.20ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億66万株、同売買代金は3兆7,410億円
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