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2025-04-08

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8日、大幅反発、日経平均は過去4番目の上げ幅となり33,000円台を回復

8日、相互関税を巡るフェイクニュースでNYダウが乱高下したが、ナスダック総合やSOX指数が反発して終えていたことに加え、米長期金利が上昇したことから円安に振れていたことなどが東京市場の買い材料となった。日経平均は前日の大幅安の反動もあって592円高で始まると上げ幅を広げる展開となり、11時前には33,257円をつけるなど一時2,120円高となる場面があった。一方午後に入ってからは上値が重く33,000円を割り込んだが、取引終了にかけてもち直し33,000円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは、非鉄金属、保険、銀行、証券、商品、電気機器、サービスなど。一方、上昇率が低かったのは、医薬品、陸運、電気・ガス、空運、精密機器、倉庫・運輸などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日立が+14.05%、みずほFGが+13.50%、リクルートHDが+12.97%、東京海上HDが+12.75%、ディスコが+12.67%、ソフトバンクGが+12.12%と、上昇が目立ち、10%超の上昇率が三菱重工業など8銘柄、ほか値上りが14銘柄、値下がりは、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍の2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は33,012円58銭、+1,876円00銭、TOPIXの終値は2,432.02ポイント、+143.36ポイント。プライム市場の売買高は概算で26億37万株、同売買代金は5兆4,198億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)