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2025-01-21

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21日、続伸、関税引き上げが伝わり一時マイナスに転じるももち直して終了

○21日、続伸、関税引き上げが伝わり一時マイナスに転じるももち直して終了
21日、米大統領就任式とその後の発言や署名された大量の大統領令の中身に注目が集まるなか、中国に対する新たな関税の発動などが無かったことから前日の上昇の流れが続き、東京市場は買い先行で取引が始まった。日経平均は39,000円台を回復して始まると、上げ幅を広げて39,238円をつけるなど一時335円高となる場面があったが、しばらくしてカナダとメキシコからの輸入品に対して25%の関税をかけることを検討していると伝わったことから先物主導で株と円が急落した。また日経平均は39,000円を割り込み258円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず、一時的な反応にとどまると午後に入ってプラス圏に浮上して推移し、7営業日ぶりに終値で39,000円を回復して終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、繊維、ゴム、空運、海運など23業種が値上がり。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、保険、電気・ガスなど10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディスコが+5.86%と上昇が目立ち、霞ヶ関キャピタル、レーザーテック、フジ・メディア・ホールディングスなど16銘柄が高かった反面、メタプラネットが-14.18%と下落が目立ち、川崎重工業、INPEXなど14銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,027円98銭、+125円48 銭、TOPIXの終値は2,713.50ポイント、+2.23ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億38百万株、同売買代金は3兆5,062億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)