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2024-08-13

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13日、大幅続伸、円安を受け買い優勢が続き、日経平均は今年2番目の上げ幅

13日、米国市場はまちまちで終えていたものの、為替市場でドルが買われ円安に振れていたことや、市場のボラティリティが低下していたことから買い先行で取引が始まった。日経平均は円安を受け、値がさのハイテク株が買われる展開になって指数を押し上げ、午前に一度1,000円超上昇する場面があった。その後伸び悩んで午前の取引を終えると、午後に入ってからは他のアジア市場が上昇していたことや、時間外の米国株の先物がプラスで推移していたことなどが買い安心感につながり、今年2番目の上げ幅となる1,207円高で終えた。また、TOPIXも今年2番目の上げ幅で高値引けとなっている。そうしたなか業種別では、保険、電気機器、証券、商品、海運、非鉄金属、機械など32業種が値上がり。値下がりは、空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラが+10.96%、楽天Gが+9.22%、川崎汽船が+8.06%、アドバンテストが+7.68%と上昇が目立ち、日立、東京海上HD、三菱重工、トレンドマイクロなど27銘柄が高かった。値下がりは、名村造船所(S)、任天堂、リクルートHDの3銘柄となっている。日経平均株価の終値は36,232円51銭、+1,207円51銭、TOPIXの終値は2,553.55 ポイント、+70.25ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億93百万株、同売買代金4兆9,725億円。
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