2024-08-05
5日、先週末の米雇用統計の結果が予想を下回ったことから米国景気への警戒が高まり、米国株が下落していたことに加え米国債が買われて金利が低下し、ドルが売られて円高に振れたことや、信用取引に絡む損益状況の悪化が売り材料となった。日経平均は660円安で始まり、その後も下げ幅を広げるなか節目の34,000円を割り込んだ水準では買い戻しが入って指数を支えていたが、午後に入って225先物に今日2度目のサーキットブレーカーが発動されるなど売り圧力が強まると、これまで積み上がっていた信用買いの追証に伴うロスカットの売りが出たと見られ、取引終了にかけて下げ幅を広げリーマンショック時を上回る過去最大の下落幅、4,451円安で終えた。また、TOPIXも310ポイント安と、過去最大の下落幅で終えている。また売買代金は8兆円に迫り過去最大となった。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。保険、銀行、証券、商品、非鉄金属、海運、卸売、鉱業、輸送用機器など22業種の下落率が17%~10%超と大きく、空運、陸運、医薬品、紙・パルプなど11業種が6%超~9%超の下落率となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバースが+26.67%と、上昇は1銘柄のみ。値下がりは、川崎汽船-22.00%、NF日経レバレッジETFが-20.93%、東京海上HDが19.82%、三井物産が-19.87%、みずほフィナンシャルグループが-19.71%、ソフトバンクGが-18.66%と、25銘柄が10%を超す下落率。1桁の下落率は、KDDIが-2.06%、NTTが-5.17%、ソニーGが-7.61%、ファーストリテイリングが-9.59%となっている。日経平均株価の終値は31,458円42銭、-4,451円28銭、TOPIXの終値は2,227.15 ポイント、-310.45ポイント。プライム市場の売買高は概算で40億89百万株、同売買代金7兆9,674億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
5日、先週末の米雇用統計の結果が予想を下回ったことから米国景気への警戒が高まり、米国株が下落していたことに加え米国債が買われて金利が低下し、ドルが売られて円高に振れたことや、信用取引に絡む損益状況の悪化が売り材料となった。日経平均は660円安で始まり、その後も下げ幅を広げるなか節目の34,000円を割り込んだ水準では買い戻しが入って指数を支えていたが、午後に入って225先物に今日2度目のサーキットブレーカーが発動されるなど売り圧力が強まると、これまで積み上がっていた信用買いの追証に伴うロスカットの売りが出たと見られ、取引終了にかけて下げ幅を広げリーマンショック時を上回る過去最大の下落幅、4,451円安で終えた。また、TOPIXも310ポイント安と、過去最大の下落幅で終えている。また売買代金は8兆円に迫り過去最大となった。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。保険、銀行、証券、商品、非鉄金属、海運、卸売、鉱業、輸送用機器など22業種の下落率が17%~10%超と大きく、空運、陸運、医薬品、紙・パルプなど11業種が6%超~9%超の下落率となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバースが+26.67%と、上昇は1銘柄のみ。値下がりは、川崎汽船-22.00%、NF日経レバレッジETFが-20.93%、東京海上HDが19.82%、三井物産が-19.87%、みずほフィナンシャルグループが-19.71%、ソフトバンクGが-18.66%と、25銘柄が10%を超す下落率。1桁の下落率は、KDDIが-2.06%、NTTが-5.17%、ソニーGが-7.61%、ファーストリテイリングが-9.59%となっている。日経平均株価の終値は31,458円42銭、-4,451円28銭、TOPIXの終値は2,227.15 ポイント、-310.45ポイント。プライム市場の売買高は概算で40億89百万株、同売買代金7兆9,674億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)