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2024-05-22

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22日、国内金利の上昇が嫌気され、日経平均、TOPIXともに続落で終了

22日、米国市場で、ナスダック総合やS&P500が過去最高値を更新して終えていたものの、国内金利の上昇が嫌気され午後に下げ幅を広げる展開となった。前日の上値の重たい流れが引き継がれ、東京市場は続落で始まった。日経平均は123円安で始まると、わずかに下げ幅を広げたあと38,700円を挟んだもみ合いとなった。一方午後に入ると、10年債利回りがおよそ11年ぶりに1%まで上昇したことが嫌気されて幅広い業種に売りが広がり、日経平均は353円安となり今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、証券、保険、情報・通信の3業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、不動産、海運、石油・石炭、鉱業、非鉄金属、紙・パルプ、繊維など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ニデック、ソフトバンクG、TOWAなど8銘柄が値上がり。値下がりは、住石HDが-6.89%、名村造船所が-6.57%と下落が目立ち、北海道電力、信越化学など22銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,617円10銭、-329円83銭、TOPIXの終値は2,737.36 ポイント、-22.36ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億44百万株、同売買代金3 兆8,359億円。
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