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マーケット情報

2024-05-20

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20日、日経平均は反発、一時600円超の上げ幅となるも国内金利の上昇で伸び悩む

20日、米国市場でNYダウが史上初の4万ドルに乗せたものの、ナスダックやSOXが下落するなどまちまちで終えていたことや、東京市場独自の材料が不足していることもあって、売り物が優勢となり小幅安で取引が始まった。その後、先物が買われてプラスに浮上したあとは一本調子で上げ幅を広げる展開となり、11時前には39,437円をつけるなど一時649円高となる場面があった。一方午後に入ると、国内の長期金利が上昇していたことが嫌気され、半導体関連などの上値が重たくなって上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガス、倉庫・運輸など31業種が値上がり。値下がりは、情報・通信、その他製品の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、霞ヶ関キャピタルが+9.56%、北海道電力が+8.04%、ソシオネクストが+6.63%と上昇が目立ったほか、信越化学、TOWA、三井E&Sなど22銘柄が高かった反面、ソフトバンクG、三菱重工業、ダイキン工業など7銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は39,069円68銭、+282円30銭、TOPIXの終値は2,768.04 ポイント、+22.42ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億03百万株、同売買代金4 兆1,510億円。
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