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マーケット情報

2024-04-25

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25日、徐々に下げ幅を拡大し、前日の大幅高を帳消しにする大幅反落で終了

25日、前日の大幅高の反動で利益確定と見られる売り物に押されて取引が始まると、指数への寄与度が高い半導体関連株や値がさ株が売られたことから徐々に下げ幅を広げる展開となった。また決算発表がすすむなかで、円安がこれまでほど業績の押し上げに寄与していないとの受け止めから、155円台後半まで円安が進んだところで、コスト高で業績に対するマイナスの影響が懸念される電気・ガスに加え、自動車などの輸送用機器もマイナスに沈み、下げ止まらないまま前日の上昇分をほぼ帳消しにする形で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値下がり。下落率が大きかったのは、電気・ガス、鉱業、輸送用機器、不動産、電気機器、精密機器など。一方で下落率が小さかったのは、食料品、水産・農林、医薬品、銀行などなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ニデック、第一三共、ダイキン工業、ルネサスエレクトロニクスの4銘柄が値上がり。値下がりは、キヤノンが-8.42%、三井E&S、-6.08%、サイバーエージェントが-5.65%、野村マイクロサイエンスが-5.49%と下落が目立ち、日経レバレッジETF、東京エレクトロン、トヨタ自動車など26銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,628円48銭、-831円60 銭、TOPIXの終値は2,663.53ポイント、-47.20ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億94百万株、同売買代金3 兆9,669億円。
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