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2024-04-22

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22日、反発したものの日経平均は一時マイナスに沈むなど強弱が対立する展開

22日、前週末の大幅安の反動もあってバリュー株を中心に反発して始まった。日経平均、TOPIXともに小幅高で始まると、その後上げ幅を広げる展開となり37,511円をつけるなど一時443円高となる場面があった。ただ、両指数ともに買いが一巡すると上げ幅を縮め、日経平均は小幅なマイナスに沈むなど強弱が対立した。一方午後に入ってからは小動きとなって午前につけた高値と安値のあいだで推移していたが、時間外のNYダウなど米国株の先物が上昇していたことや、値上がり銘柄数がプライム市場全体の88%に達するなど底堅い値動きとなっていたことから、売られていた値嵩の半導体関連株に買い戻しが入り、もち直すとともに今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、空運、陸運、証券、商品など31業種が値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭の2銘柄のみ。また全市場の売買代金上位30銘柄では、北海道電力が+6.95%と上昇が目立ち、リクルートHD、三菱UFJFG、商船三井など15銘柄が値上がり。値下がりは、さくらインターネットが-6.79%と下落が目立ち、SCREENHD、ディスコ、TOWAなど14銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は37,438円61銭、+370円26銭、TOPIXの終値は2,662.46ポイント、+36.14ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億08百万株、同売買代金4兆3,070億円。
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