2024-03-11
11日、前週末の米国市場で、半導体関連株の値動きを示すSOX指数が4%を超す下落率となっていたことや、米雇用統計の結果を受け、為替市場でドル円が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り気配で始まる半導体関連株が多かったことから456円安で始まったあと、さらに下げ幅を広げる展開となった。その後買い戻される場面があったものの、上値が重かったことに加え、半導体関連株だけでなく、先週まで上昇が続いていた銀行や証券などの金融セクターの売りが午後も続いたことから日経平均、TOPIXともに下げ幅を広げ、一時日経平均は1,192円安、TOPIXは87ポイント安となる場面があったが、取引終了にかけて買い戻され下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、その他製品の2業種が値上がり。値下がりは鉱業、銀行、証券、商品、鉄鋼、機械など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、値上がりは任天堂(+0.98%)1銘柄のみ。値下がりは、三井E&Sが値幅制限いっぱいまで売られ-19.58%、Kudan(G)が-10.10%、ソフトバンクGが-6.03%と下落が目立ち、アドバンテスト、みずほFG、ディスコなどが安かった。日経平均株価の終値は38,820円49銭、+868円45銭、TOPIXの終値は2,666.83ポイント、+59.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億28 百万株、同売買代金5兆2,687億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
11日、前週末の米国市場で、半導体関連株の値動きを示すSOX指数が4%を超す下落率となっていたことや、米雇用統計の結果を受け、為替市場でドル円が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り気配で始まる半導体関連株が多かったことから456円安で始まったあと、さらに下げ幅を広げる展開となった。その後買い戻される場面があったものの、上値が重かったことに加え、半導体関連株だけでなく、先週まで上昇が続いていた銀行や証券などの金融セクターの売りが午後も続いたことから日経平均、TOPIXともに下げ幅を広げ、一時日経平均は1,192円安、TOPIXは87ポイント安となる場面があったが、取引終了にかけて買い戻され下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、その他製品の2業種が値上がり。値下がりは鉱業、銀行、証券、商品、鉄鋼、機械など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、値上がりは任天堂(+0.98%)1銘柄のみ。値下がりは、三井E&Sが値幅制限いっぱいまで売られ-19.58%、Kudan(G)が-10.10%、ソフトバンクGが-6.03%と下落が目立ち、アドバンテスト、みずほFG、ディスコなどが安かった。日経平均株価の終値は38,820円49銭、+868円45銭、TOPIXの終値は2,666.83ポイント、+59.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億28 百万株、同売買代金5兆2,687億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)