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マーケット情報

2024-02-29

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29日、まちまち、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅反発となるなか大商いで終了

29日、米国市場で主要指数が揃って下落して終えていたことや為替市場でドル円が149円台をつけるなど、円高に振れていたことが上値の重石になると、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は39,000円を割り込んでスタートすると、38,876円をつけるなど一時331円安になったあと買い戻される場面があったが、日銀の高田審議委員の懇談会での発言を受け、150円台半ばで推移していたドル円が149円台後半まで円高に振れ、日経平均は売り直されて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、NYダウ先物など時間外の米株先物が上昇していたことから買い戻されてプラスに浮上したあと、取引終了間際の売り物に押され結局小幅安で終えた。一方、TOPIXは小反発で終えている。そうしたなか業種別では、海運、小売、鉱業、銀行、保険、ゴムなど16業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、鉄鋼、非鉄金属、医薬品、繊維、化学など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、あおぞら銀行が+9.46%、セブン&アイHDが+6.19%と上昇が目立ち、楽天G、川崎汽船など17銘柄が高かった反面、東京電力HD、三井E&S、ルネサスエレクトロニクス、住友化学など13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,166円19銭、-41円84銭、TOPIXの終値は2,675.73ポイント、+0.78ポイント。プライム市場の売買高は概算で23億65 百万株、同売買代金6兆0403億円。
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