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2024-02-20

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20日、方向感のない値動きとなり、日経平均は続落、TOPIXは反落で終了

20日、米国市場が休場で手掛かり材料不足となるなか、日経平均は小幅反発、TOPIXは続伸して取引が始まった。取引開始後、両指数ともに売り物に押されたあと、切り返して小幅高となるなか、中国人民銀行が住宅ローン金利の目安となるLPR(最優遇貸出金利)のうち5年物の金利を0.25%引き下げ3.95%に決定したことが伝わると買い戻しにつながり、日経平均は上げ幅を広げて271円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると売り物に押されマイナスに沈んで午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは上値が重くマイナス圏での推移となり、結局続落で取引を終え、TOPIXは4営業日ぶりの反落となった。そうしたなか、業種別では、機械、海運、医薬品、鉄鋼など8業種が値上がり。値下がりは、保険、紙・パルプ、水産・農林、証券、商品、サービス、卸売、銀行など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SMC、ルネサスエレクトロニクス、三菱重工など13銘柄が値上がり。値下がりは、楽天Gが-5.40%と下落が目立ち、三井物産、三菱商事、レーザーテックなど17銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,363円61銭、-106円77銭、TOPIXの終値は2,632.30ポイント、-7.39ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億11 百万株、同売買代金4兆4,390億円。
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