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2022-05-12

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12日、大幅安、米国株安が嫌気され日経平均は反落、TOPIXは4日続落で終了

12日、注目された米4月消費者物価指数が、前月より伸びは鈍化したものの予想を上回ったことからインフレへの警戒が払しょくされず、NYダウなど主要3指数が揃って大幅安となっていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は26,000円を割り込んで始まり、25,688円をつけるなど一時525円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻されて下げ幅を縮め、26,000円台を回復して午前の取引を終えた。一方午後に入ると、戻りの鈍さや業績発表に対する様子見ムードもあって積極的な買いが入らずに押し戻され、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、保険、石油・石炭、電気・ガスなど7業種が値上がり。一方値下がりは、情報・通信、サービス、水産・農林、医薬品、小売など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、メルカリ(G)、ソフトバンクGの下落が目立ち、ソフトバンク、オリエンタルランド、ファーストリテイリングなどが安かった反面、オリンパスが+11.24%と上昇が目立ち、SUBARU、日経ダブルインバース、三菱重工業などが高かった。日経平均株価の終値は25,748円72銭、-464円92銭、TOPIXの終値は1,829.18ポイント、-21.97ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億81百万株、同売買代金3兆2,683億円。
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