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マーケット情報

2022-05-09

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9日、大幅反落、米長期金利の上昇と米株先物の下落が売り材料となり下げ幅拡大

9日、米長期金利の上昇を受け、時間外のNYダウ先物が下落していたことが売り材料となった。日経平均は298円安で始まり、しばらくもみ合ったあと下げ幅を広げる展開となった。また、米長期金利の上昇を受け、時間外のNYダウ先物が400ドルを超す下落幅となっていたことが嫌気されるとさらに下落が続く格好となり、600円を超す下落幅で午前の取引を終えた。一方午後に入ってから買い戻しで下げ幅を縮める場面があったが、上値の重たさが嫌気されると日経平均は26,309円をつけ694円安となり、今日のほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、海運、石油・石炭の3業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、空運、サービス、非鉄金属、卸売、その他製品など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JFEHD、ファーストリテイリング、日本製鉄の下落が目立ち、日経レバレッジETF、オリエンタルランド、リクルートHDなども安かった反面、値上がりは、川崎汽船の上昇が目立ち、日経ダブルインバース、商船三井、レーザーテック、KDDIの5銘柄のみだった。日経平均株価の終値は26,319円34銭、-684円22銭、TOPIXの終値は1,878.39ポイント、-37.52ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億63百万株、同売買代金2兆9,545億円。
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