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2022-04-20

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20日、続伸、米株高が好感され一時404円高となるも上値が重く上げ幅を縮めて終了

20日、米国市場で好決算が好感され、NYダウなど主要指数が揃って1~2%高で終えていたことを受け、東京市場は続伸で始まった。日経平均は27,200円台に乗せて始まり、上げ幅を広げる展開になると、27,389円をつけるなど一時404円高となる場面があったが、買いが一巡すると売り物に押され81円高まで上げ幅を縮めた。一方午後に入ると、他のアジア市場が軟調に推移していたことに加え、ネットフリックスの加入者が10年ぶりに減少したとの報道を受け、時間外のナスダック総合指数の先物が1%近い下落率で推移してことが東京市場の上値を押さえる格好となり、続伸で終えたものの上値は重かった。そうしたなか業種別では、輸送用機器、紙・パルプ、繊維、水産・農林、ゴム、銀行など28業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、不動産、海運など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックがトップで-6.54%となったほか、メルカリ(G)が-9.27%と下落が目立ち、三井ハイテック、ベイカレントコンサルティングなどが安かった反面、日産自動車、トヨタ自動車、ホンダ、第一生命HDなどが高かった。日経平均株価の終値は27,217円85銭、+232円76銭、TOPIXの終値は1,915.15ポイント、+19.45ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億46百万株、同売買代金2兆6,945億円。
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