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2021-10-25

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25日、反落、ハイテク株の下落や選挙結果を嫌気した売りに押される

25日、先週末の米国市場で、NYダウは過去最高値を更新して終えたものの、ハイテク株の比率が高いナスダック総合が下落して終えていたことが嫌気されたことに加え、週末に行われた静岡と山口県の参院補欠選挙で、山口県は自民党が勝利したものの、静岡県では野党が勝利したことが嫌気され、取引開始時に売り圧力が強まった。日経平均は277円安で始まったあと、一旦買い戻される場面があったが戻しきれずに下げ幅を広げると、332円安となったが、午後に入ってから下げ渋ったあと、他のアジア市場で香港、上海総合指数がプラス圏で推移していたことを受け下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、鉱業、海運、サービス、倉庫・運輸など11業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、食料品、情報・通信、保険、証券、商品、輸送用機器など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、中外製薬が+10.54%と上昇が目立ったほか、パナソニック、日本製鉄、リクルートHDなどが高かった反面、日本郵政、ファーストリテイリング、ソフトバンクG、レーザーテックなどが安かった。日経平均株価の終値は28,600円41銭、-204円44銭、TOPIXの終値は1,995.50ポイント、-6.81ポイント。売買高は概算で10億45百万株、売買代金2兆2,792億円。
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