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マーケット情報

2021-10-20

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20日、小幅続伸、米国株高を好感し上昇して始まるも上げ幅縮めて終了

20日、米国市場でダウなど主要3指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。また、しばらくして上げ幅を広げると29,489円をつけるなど一時273円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると上値が重たくなり徐々に上げ幅を縮め、午前の取引終了にかけて急速に上げ幅を縮める展開となった。一方午後に入ると、TOPIXが利益確定売りに押され一瞬マイナスに沈むなど弱含んだことに加え、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことも重なって上値を抑えられ、両指数ともに小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、空運、陸運、証券、商品、銀行、情報・通信、不動産など16業種が値上がり。一方値下がりは、海運、その他製品、ゴム、非鉄金属、精密機器など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+4.40%となったほか、JR東日本、日本航空、ANAHDなどが高かった反面、川崎重工が-9.03%と下落目立ち、川崎汽船、任天堂、日本郵船などが安かった。日経平均株価の終値は29,255円55銭、+40円03銭、TOPIXの終値は2,027.67ポイント、+1.10ポイント。売買高は概算で11億17百万株、売買代金2兆7,099億円。
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