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マーケット情報

2021-09-24

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24日、米国株高を好感して大幅反発となり、日経平均は3万円台を回復して終了

24日、祝日明けの東京市場は、中国不動産大手恒大グループへの懸念が和らいだとしてNYダウなど主要3指数が大幅高となったことが好感され、大幅高で始まった。日経平均は502円高となり一気に3万円台を回復して始まると、そのまま3万円台を維持してもち合いが続いた。また、午後に入ってからも買い優勢が続くと、香港ハンセンや上海総合指数がマイナスに沈んでいたにもかかわらず上げ幅を広げ30,276円をつけ636円高となったが、取引終了間際の売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのが、海運、保険、鉱業、銀行、倉庫・運輸、精密機器、空運、輸送用機器など。一方上昇率が低かったのは、電気・ガス、建設、化学、小売、食料品、医薬品、紙・パルプなどとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船がトップで+8.06%となったほか、川崎汽船が+10.99%と上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、商船三井、ソニーGなども高かった。一方値下がりは、信越化学、エムスリーの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は30,248円81銭、+609円41銭、TOPIXの終値は2,090.75ポイント、+47.20ポイント。売買高は概算で14億25百万株、売買代金3兆5,578億円。
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