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2021-09-16

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16日、続落、朝高後、アジア市場の下落が重石となり利益確定売りが膨らむ

16日、今日の東京市場は続落となった。米国市場で、NYダウなど主要3指数が揃って反発したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は取引開始直後に30,622円をつけるなど一時110円高となる場面があったが、直ぐに上値が重たくなると、上げ幅を縮めて小幅高でもち合いが続く展開となった。その後上値の重たさが嫌気されると、利益確定と見られる売り物に押されてマイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、他のアジア市場が下落していたことや、時間外のNYダウの先物などが小幅なマイナスで推移していたことが売り圧力の強まりにつながると、日経平均は30,202円をつけ309円安となったが、先高期待もあって押し目買いが入ると、下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、倉庫・運輸、食料品、医薬品など15業種が値上がり。一方値下がりは、海運、ガラス・土石、不動産、その他製品18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サインポストが-7.26%と下落が目立ち、アドバンテスト、キーエンス、東京エレクトロン、日本郵船などが安かった反面、ユナイテッド海運が+5.66%と上昇が目立ち、JR西日本、武田薬品、武田薬品などが高かった。日経平均株価の終値は30,323円34銭、-188円37銭、TOPIXの終値は2,090.16ポイント、-6.23ポイント。売買高は概算で12億61百万株、売買代金3兆4,660億円。
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