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2021-09-10

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10日、大幅反発、大商いでSQ値も上回って高値で終了

10日、メジャーSQの影響もあって買い先行で始まった。日経平均は約80円の上昇で始まり、買いが一巡すると上げ幅を縮める場面があったが、取引開始後の安値に接近したところから切り返す展開となった。また、時間外のNYダウ先物が上げ幅を広げるなど外部環境が好転していたこともあって買いが優勢になると、上げ幅を広げる展開となり30,378円をつけるなど一時370円高となる場面があった。また午後に入ってからは、他のアジア市場がプラス圏で堅調に推移していたことが下支えになると、取引終了にかけて買い上がる展開となり今日の高値で終えた。またSQ値を上回ったことに加え、売買代金は3.9兆円と大幅に膨らんだ。そうしたなか業種別では、証券、商品、その他金融、化学、金属製品、サービス、建設など29業種が値上がり。一方値下がりは、空運、電気・ガス、医薬品、石油・石炭の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバの上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、川崎汽船、東京エレクトロン、資生堂などが高かった反面、エーザイの下落が目立ち、日経ダブルインバース、JFEHD、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は30,381円84銭、+373円65銭、TOPIXの終値は2,091.65ポイント、+26.72ポイント。売買高は概算で14億86百万株、売買代金3兆9,283億円。
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