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マーケット情報

2021-08-02

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2日、前週末の大幅安の反動やアジア株の反発も株価を押し上げ大幅反発

2日、前週末の大幅安の反動や、8月相場入りで買い戻しが活発になったことも手伝って東京市場は反発して始まった。日経平均は209円高で始まり、その後も上げ幅を広げる展開となった。また27,773円をつけ489円高となる場面があった。さらに昼休み中の他のアジア市場がプラス圏で堅調に推移していたことから、午前の高値を上回って午後の取引が始まり550円高まで上昇したものの、取引終了にかけて売り物に押されると、わずかに伸び悩んで終えた。大幅高となったが、先週末の下落幅を上回ることはできなかった。そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、ガラス・土石、金属製品、卸売など32業種が値上がり。一方値下がりは空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、商船三井が10.62%、川崎汽船が+9.14%、日本郵船が+8.50%と海運3社の上昇が目立ち、日本製鉄、デンソーなども高かった。一方値下がりは、JR西日本、日経ダブルインバース、JR東日本、資生堂、日立などとなっている。日経平均株価の終値は27,781円02銭、+497円43銭、TOPIXの終値は1,940.05ポイント、+38.97ポイント。売買高は概算で10億62百万株、売買代金2兆4,572億円。
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