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マーケット情報

2021-07-26

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26日、続伸となるもアジア市場の下落が重石となり伸び悩んで終了

26日、4連休明けの東京市場は、米国株の上昇を好感して大幅高で始まった。取引開始後に日経平均は28,036円をつけ488円高となる場面があった。その後しばらくもち合いが続いたが、買いが一巡して徐々に上値が重たくなると、遅れて始まった他のアジア市場で、中国当局の規制強化が嫌気されて香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅安になったことが重石となった。また時間外の米先物が揃って下落していたことも嫌気され、上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、繊維、海運、非鉄金属、機械、卸売りなど31業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、情報・通信の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで―2.13%となったほか、日本電産、タマホームなどが安かった。一方値上がりは、ラキール(マザーズ)が+20.53%と上昇が目立ち、良品計画、日本製鉄、エーザイ、日本郵船などとなっている。日経平均株価の終値は27,833円29銭、+285円29銭、TOPIXの終値は1,925.62ポイント、+21.21ポイント。売買高は概算で9億66百万株、売買代金2兆2,492億円。
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