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2021-07-20

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20日、米国株安や円高を警戒して東京市場は5日続落で終了

20日、変異株の感染拡大への警戒からNY市場でダウが2%超の下落率となったことや、ナスダック総合とS&P500も1%超の下落率となったことを受け、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は300円程値下がりして始まり、買い戻されたあと再び322円安となる場面があったが、時間外のNYダウ先物が反発していたことも手伝って88円安まで下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、225先物にまとまった売りが出て水準を切り下げて始まり、材料不足のなか買い戻しも入らず、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では精密機器、食料品の2業種が値上がりした反面、鉱業、不動産、非鉄金属、石油・石炭、空運など31業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キヤノンが+9.24%と値上がりが目立ったほか、ベイカレントコンサルティング、レーザーテックなどが高かった反面、日本航空、ルネサスエレクトロニクス、JR東日本などが安かった。日経平均株価の終値は27,388円16銭、-264円58銭、TOPIXの終値は1,888.89ポイント、-18.24ポイント。売買高は概算で10億86百万株、売買代金2兆3,941億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)