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マーケット情報

2021-07-15

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15日、大幅続落、特段の悪材料がないなか売り物に押され、下げ幅を拡大して終了

15日、国内の材料が乏しいなか、前日の上値の重たさが引き継がれる格好となり、東京市場は続落で取引が始まった。日経平均は69円安でスタートしたあと、直ぐに売り物に押される展開となってじわじわと下げ幅を広げると、日米の決算発表がスタートするなか様子見ムードが広がって積極的な買いが入らず、28,500円を割り込んで午前の取引を終えた。また為替市場で、ドル円が下落して109円台後半で推移していたことも上値の重石になると、午後に入ってからも主力株に対する売りが止まらず、取引終了にかけてさらに下げ幅を広げて終える結果となった。そうしたなか業種別では鉄鋼のみが値上がり。値下がりは、鉱業、その他金融、陸運、電気・ガス、精密機器、金属製品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバが-9.13%と下落が目立ち、日立、ファナック、JR東海、エムスリーなどが安かった反面、Enjin(マザーズ)が+16.49%、アイドマ・ホールディングス(同)が+11.37%、ベイシス(同)が+10.14%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、アドバンテスト、レーザーテックなどが高かった。日経平均株価の終値は28,279円09銭、-329円40銭、TOPIXの終値は1,939.61ポイント、-23.55ポイント。売買高は概算で9億71百万株、売買代金2兆1,142億円。
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