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マーケット情報

2021-07-07

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7日、大幅反落、米国株安が嫌気され、朝方売られるも下げ渋って終了

7日、連休明けのNY市場で、ISM製造業景況感指数が予想を下回り、景気のピークアウトへの懸念から債券が買われ金利が低下したことを受けナスダック総合指数は続伸したものの、NYダウとS&P500が反落して終えたことが嫌気された。東京市場は取引開始時に先物の売りが集まり、28,200円台で始まったあとさらに下げ幅を広げ、28,161円をつけるなど一時418円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると買い戻しが優勢となり、下げ渋って午前の取引を終えた。また午後は午前の終値近辺で取引が始まり、もみ合いが続いたあと戻りの鈍さが嫌気され売られる場面があったものの、結局下げ渋って取引を終えた。そうしたなか業種別では精密機器のみが値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭、保険、鉄鋼、銀行、証券、商品、ゴムなど32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レノバ、日本電解(マザーズ)の上昇が目立ち、日経ダブルインバース、キーエンスなどが高かった反面、Enjin(マザーズ)、信越化学、小松製作所、三菱UFJFGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,366円95銭、-276円26銭、TOPIXの終値は1,937.68ポイント、-16.82ポイント。売買高は概算で10億66百万株、売買代金2兆2,938億円。
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