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マーケット情報

2021-07-06

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6日、小反発、取引開始後に一時上げ幅を広げるも薄商いのなか伸び悩んで終了

6日、国内の手掛かり材料が乏しく、薄商いのなか伸び悩んで終える結果となった。日経平均は買い先行で始まり、その後マイナスに沈む場面があるなど弱含んだが、先物主導で切り返したあとは上げ幅を広げ28,748円をつけるなど一時150円高となる場面があった。一方午後に入ると、他のアジア市場がマイナスで推移していたことや、時間外の米先物がプラス圏で伸び悩んでいたことなどから積極的な買いが入らず、上げ幅を縮めて終えた。売買高は前日を上回ったが、売買代金は今年最低となった。そうしたなか業種別では、空運、石油・石炭、鉱業、鉄鋼、その他製品、陸運など27業種が値上がり。一方値下がりは、海運、証券、商品、医薬品、金属など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Enjin(マザーズ)が+15.19%、レノバが+8.26%で上昇が目立ち、日産自動車、ANAHD、日本航空などが高かった。一方値下がりは、日本電解(マザーズ)、マネックスGがそれぞれ―6%超で下落が目立ち、アルマード(ジャスダック)、三菱電機、富士通などが安かった。日経平均株価の終値は28,643円21銭、+45円02銭、TOPIXの終値は1,954.50ポイント、+5.51ポイント。売買高は概算で7億94百万株、売買代金1兆6,909億円。
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