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マーケット情報

2021-04-21

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21日、米株安や新型コロナ感染拡大で景気後退懸念が継続し大幅続落で終了

21日、前日の大幅安で投資家のセンチメントが悪化するなか、米国株が続落したことや国内の新型コロナウイルスの新規感染者数の増加による景気後退への懸念が継続し、東京市場は大幅続落で取引が始まった。日経平均は29,000円を割り込み440円安で始まったあと買い戻されて321円安まで下げ幅を縮める場面があったが、買い戻しが一巡すると再び下げ幅を広げる展開となり、午後の取引開始早々には28,419円をつけるなど一時680円安となる場面があった。その後は日銀によるETF買いへの期待で下げ渋ったものの、反発力は弱く、結局安値圏で終えた。そうしたなか業種別では空運のみが上昇。値下がりは、鉄鋼、紙・パルプ、非鉄金属、鉱業、精密機器、機械、輸送用機器など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+1.03%となったほか、日経ダブルインバース、日経平均ベアの3銘柄のみが値上がり。一方値下がりは、イメージワン(ジャスダック)が-14.02%と下落が目立ち、サイバートラスト(マザーズ)、ルネサスエレクトロニクス、マネックスGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,508円55銭、-591円83銭、TOPIXの終値は1,888.18ポイント、-38.07ポイント。売買高は概算で12億62百万株、売買代金2兆6,426億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)