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マーケット情報

2021-04-19

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19日、株価は上下に変動して方向感のない値動きとなり、まちまちで終了

19日、前週末の米国株高を受け東京市場は小幅高で始まったものの、日米首脳会談を受け中国の対応への警戒もあり、すぐにマイナスに転換して29,530円をつけるなど一時152円安となる場面があった。その後は国内の決算発表を控え売り込む動きは見られず、買い戻しでプラスに浮上して午前の取引を終えた。また午後の取引が始まってから上げ幅を広げ124円高となったが、国内の新規の感染者数が減少しないことへの警戒から買いが続かずじわじわと上げ幅を縮め、再びマイナスに沈むなど方向感のない値動きとなるなか、日経平均は小幅高で3日続伸となった反面、TOPIXは3営業日ぶりの反落となった。そうしたなか業種別では、海運、金属製品、ゴム、紙・パルプなど11業種が値上がり。一方値下がりは、空運、陸運、不動産、その他金融、鉱業、証券、商品など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、紀文食品が+20.72%と上昇が目立ったほか、オキサイド(マザーズ)、SUMCO、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテックなどが高かった反面、マネックスG、東芝、ファーマフーズ、資生堂などが安かった。日経平均株価の終値は29,685円37銭、+2円00銭、TOPIXの終値は1,956.56ポイント、-4.31ポイント。売買高は概算で9億18百万株、売買代金2兆0601億円。
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