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2021-03-31

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31日、下落、日経平均は5日ぶりの反落、TOPIXは続落で年度末を終了

31日、月末、年度末となるなか、米主要3指数が揃って下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は154円安で始まり下げ幅を広げると、29,165円をつけ267円安となる場面があった。その後は買い戻され83円安まで下げ幅を縮める場面があったが、前日の夕方に別の国内証券からも米投資会社を巡る取引で損失が発生したと発表されていたことが重石となったことに加え、年度末の利益確定と見られる売りに押され、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、鉄鋼の2業種が値上がりした反面、銀行、ゴム、その他製品、陸運、金属製品など31業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シキノハイテックが+23.41%と上昇が目立ったほか、トヨタ自動車、エムスリー、ソフトバンクGなどが高かった反面、日立が-7.30%と下落が目立ったほか、NTT、三菱UFJFG、みずほFG、JR東海、キーエンスなどが安かった。日経平均株価の終値は29,178円80銭、-253円90銭、TOPIXの終値は1,954.00ポイント、-23.86ポイント。売買高は概算で13億25百万株、売買代金2兆9,084億円。
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