マーケットコメント


経済指標

2007-09-27

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9月の中小企業景況感観測が改善

商工中金が発表した中小企業景況感観測の9月調査で、景況判断指数が49.1%となり、8月の調査より1.6ポイント上昇した。ただし、「好転」・「悪化」の分岐点となる50%は6ヵ月連続で下回っている。
この調査は、商工中金の取引先1,000社を対象に行われており、その内訳は、製造業450社、非製造業550社となっている。 
製造業、非製造業で見た場合、製造業の景況判断指数は、48.9%と前月比2.7ポイント上昇。また、非製造業も49.3%と前月非0.8ポイント上昇した。しかし、製造業は6ヵ月連続、非製造業は4ヵ月連続で50%を下回っている。
製造業の中で好転度合いを強めたのは輸送用機器で、一方、悪化したのは、金属製品。非製造業の中で不動産、トラック運送は悪化から好転へ、またサービスは好転から悪化となった。