2016-01-07
7日、前日の下落の流れやNYダウが252ドル安で終えていたことなどを受け、東京マーケットも小幅安で始まった。また、その後は下げ渋る動きを見せ、18,100円前後でもみ合いが続いていたが、10時を少し回ったところで中国人民元の対ドルでの基準値が発表され、2011年3月18日以来の元安水準となったことから、中国経済への懸念が広がるとリスク回避の円買いが進み、1ドル117円62銭をつけた。さらにこうした円高を嫌気して輸出関連株を中心とした売り物が広がり、日経平均株価は18,000円を割り込む展開となった。その後も日本時間の10時にスタートした中国株式市場が急落してサーキットブレーカーが発動し、4日に続き売買が停止になったことなどが東京マーケットの重石となり、結局、日経平均株価は今日の安値で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、精密機器、鉄鋼、海運、機械など32業種が値下がりした反面、値上がりは、電気・ガスの1業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日東電工、ダイキン工業、伊藤忠、富士重工業、アルプス電気、キーエンス、マツダなどが4%超の下落率となった反面、値上がりは、そーせいグループ、日経ダブルインバース、任天堂の3銘柄のみだった。日経平均株価の終値は17,767円34銭、-423円98銭、TOPIXの終値は1457.94ポイント、-30.90ポイント。売買高は概算で23億74百万株、売買代金2兆8,338億円。 (会員向けコメントあり)
7日、前日の下落の流れやNYダウが252ドル安で終えていたことなどを受け、東京マーケットも小幅安で始まった。また、その後は下げ渋る動きを見せ、18,100円前後でもみ合いが続いていたが、10時を少し回ったところで中国人民元の対ドルでの基準値が発表され、2011年3月18日以来の元安水準となったことから、中国経済への懸念が広がるとリスク回避の円買いが進み、1ドル117円62銭をつけた。さらにこうした円高を嫌気して輸出関連株を中心とした売り物が広がり、日経平均株価は18,000円を割り込む展開となった。その後も日本時間の10時にスタートした中国株式市場が急落してサーキットブレーカーが発動し、4日に続き売買が停止になったことなどが東京マーケットの重石となり、結局、日経平均株価は今日の安値で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、精密機器、鉄鋼、海運、機械など32業種が値下がりした反面、値上がりは、電気・ガスの1業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日東電工、ダイキン工業、伊藤忠、富士重工業、アルプス電気、キーエンス、マツダなどが4%超の下落率となった反面、値上がりは、そーせいグループ、日経ダブルインバース、任天堂の3銘柄のみだった。日経平均株価の終値は17,767円34銭、-423円98銭、TOPIXの終値は1457.94ポイント、-30.90ポイント。売買高は概算で23億74百万株、売買代金2兆8,338億円。
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