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マーケット情報

2021-06-07

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7日、米金利低下や株高を好感するも上値が重く、薄商いのなか上げ幅を縮めて終了

7日、米雇用統計の結果が予想を下回り長期金利が低下したことを受け、NYダウなど主要3指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場も買い優勢で始まった。日経平均は29,000円台を回復して始まると、29,241円をつけるなど一時299円高となる場面があった。その後高値圏でしばらくもみ合ったが、上値が重たくなると、その後は上げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ってからは29,000円を割り込むと押し目買いが入る展開となり、結局小幅な反発で終えた。そうしたなか業種別では、海運、サービス、情報・通信、その他製品、精密機器、水産・農林、建設など21業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、銀行、機械、輸送用機器、鉱業など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックがトップで-1.89%となったほか、日本製鉄、小松製作所、第一三共、ルネサスエレクトロニクスなどが安かった反面、シンバイオ製薬(ジャスダック)が+14.80%と上昇が目立ったほか、オリンパスが高く、エムスリー、エーザイなども上昇した。日経平均株価の終値は29,019円24銭、+77円72銭、TOPIXの終値は1,960.85ポイント、+1.66ポイント。売買高は概算で9億45百万株、売買代金2兆1,910億円。
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