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マーケット情報

2021-03-08

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8日、上昇して始まったあと値を保つことができず、マイナスに沈んで終了

8日、前週末のNY市場で、ダウなど主要株価指数が大幅な反発で終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は、29,200円台に乗せて始まったあと、29,255円をつけるなど一時391円高となる場面があった。その後は高値もち合いとなっていたが、時間外のNYダウ先物がマイナスに転じて下げ幅を広げる展開になると、今晩のNY市場への警戒から日経平均も大幅に上げ幅を縮め61円高で午前の取引を終えた。また他のアジア市場がマイナスに転じていたことや午前の上値の重たさが嫌気されると、午後にはマイナスに転じて始まり、じわじわと下げ幅を広げ、28,644円をつけ220円安となったが、買い戻されて下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では鉱業、鉄鋼、石油・石炭、保険、電気・ガスなど21業種が値上がり。一方値下がりは12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本空港ビルディング、日本電産、レーザーテックなどが安かった反面、国際石油開発帝石、キヤノン、武田薬品、野村HDなどが高かった。日経平均株価の終値は28,743円25銭、-121円07銭、TOPIXの終値は1,893.58ポイント、-2.6ポイント。売買高は概算で15億11百万株、売買代金2兆9,862億円。
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