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マーケット情報

2024-05-08

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8日、半導体関連株が下落を主導し、日経平均、TOPIXともに大幅反落で終了

8日、前日の大幅高の反動や米国市場でナスダックやSOX指数が下落して終えていたことから売り物が出やすい状況となり、東京市場は反落して始まった。日経平均は157円安で始まると、じわじわと下げ幅を広げる展開となった。また、前日買われた半導体関連株が軒並み反落したことや、値がさ株が売り物に押されたことも下げ幅を広げる要因となった。午後に入ってからも半導体関連株の売りが続いたことに加え、取引終了間際にまとまった売り物が出たこともあって、両指数ともに前日の上昇幅以上に下落して終えた。そうしたなか業種別では、海運、紙・パルプの2業種が値上がり。値下がりは、その他製品、ガラス・土石、保険、卸売、電気機器、証券、商品、陸運など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、霞ヶ関キャピタルが+8.10%と上昇が目立ち、日本郵船、TOWAなど6銘柄が上昇した反面、三菱重工業が-7.30%、任天堂が-5.44%と、下落が目立ち、ソニーG、三菱商事、伊藤忠など23銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,202円37銭、-632円73 銭、TOPIXの終値は2,706.43ポイント、-39.79ポイント。プライム市場の売買高は概算で16 億94百万株、同売買代金4 兆6,972億円。
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