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2024-05-02

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2日、小幅続落、売り先行後に切り返すも連休谷間の取引日最終日で方向感なく終了

2日、注目された米FOMCの結果、金融政策が据え置きとなりNYダウが上昇したものの、日経平均との連動性が高いとされるナスダック総合やSOX指数が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は続落で始まり、取引開始後に37,958円をつけるなど一時315円安となる場面があったが、38,000円を割り込んだ水準では押し目買いが入って切り返し、プラスに浮上して午前の取引を終えた。一方午後に入ると、国内では明日から4連休となることや、連休中に米4月雇用統計など重要な経済指標の発表を控えていることから積極的な買いが入らず、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きで終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、不動産、保険、卸売、医薬品など14業種が値上がり。一方値下がりは、海運、空運、倉庫・運輸、化学、銀行、輸送用機器など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、北海道電力、住友商事、第一三共など16銘柄が高かった反面、イビデンが-12.30%と下落が目立ち、三井E&S、三菱商事、ニデックなど14銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,236円07銭、-37円98 銭、TOPIXの終値は2,728.53ポイント、-0.87ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億92百万株、同売買代金4 兆2,061億円。
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