itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

5日、日経平均株価、TOPIXともに続落で始まった。日経平均株価は前日の安値や一目均衡表の抵抗帯の下限を下回って始まると、一旦下げ幅を広げる場面があったが、前日の大幅安の影響もあり、売り込む動きは限定的で、午前は小幅安のままもみ合う展開となった。一方、TOPIXも続落で始まり、前日の安値や12月の安値を割り込む場面があったが、上海総合指数がマイナスからプラスに浮上したことなどが支えや押し上げ要因となり、プラスに転じる場面があった。ただ、上海総合指数がマイナスに転じたことや、ドル円の上昇が一服して下落に転じたこともあり、伸び悩んで結局マイナスに沈み、日経平均株価は上ヒゲ陰線を形成し、抵抗帯の下限を割込んで終えた。TOPIXも陰線の十字足を形成したが、12月の安値を割り込まずに終えた。TOPIXが下げ止まっており、明日以降反発できるかが注目される。
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