マーケットコメント


テクニカル分析

2016-01-04

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

4日、大発会は大幅安。75日MAを下回って始まり、上ヒゲ大陰線を形成して終了

4日、日経平均株価、TOPIXともに年末のNYダウの下落や、CMEの225先物にさや寄せする形となり、75日移動平均線を下回って始まった。取引が始まったあとは買い戻しが優勢となり、一時下向きの5日や75日移動平均線を上回る場面があったが、戻りが止まると、中国12月財新製造業PMIの結果が予想を下回ったことから一気に売りが優勢となり、取引開始時の価格を割り込んだ。また、円の上昇と同様に先物主導の売りが止まらず、一本調子の下落となった。さらに日経平均株価は12月15日の安値(18,562円51銭)を下回り、上ヒゲ大陰線を形成して取引を終えた。一方TOPIXも5日と75日移動平均線を下回り、上ヒゲ大陰線を形成したが、12月15日の安値(1502.55ポイント)は割り込まずに終えている。明日、TOPIXも12月15日の安値を割り込んで終えるようだと、エリオット波動のC波の発生が確認されたことになり、昨年9月29日の安値を割り込むことも考えられ、押し目買いは控える必要が出てきそう。
(会員向けコメントあり)