マーケットコメント


テクニカル分析

2015-12-18

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18日、一時、200日や下向きの25日移動平均線を上回るも上ヒゲ陰線を形成

18日、日経平均株価、TOPIXともに小幅な反落で取引が始まった。反落して始まったあともみ合っていたが、徐々に下げ幅を広げる展開となった。ただ、日銀金融政策決定会合の結果発表が、前回の時間よりも遅くなると、思惑が膨らみ買い戻しでプラスに転じる場面があった。一方、実際に金融政策決定会合の結果が伝わると、買い戻しや新規の買いが入り、200日や下向きの25日移動平均線を上回る場面があったが、その中身が追加緩和ではないことが浸透すると、徐々に上げ幅が縮小し、結局上ヒゲの長い大陰線を形成して終える結果となった。そのため、休み明けも下落するようだと、今月15日のように75日移動平均線を下回る可能性が出てくるため、警戒が必要になりそうだ。
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