itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

10日、前日の大幅高の反動や、NYダウが179ドル安となったことなどや嫌気され、日経平均株価、TOPIXともに反落して始まった。ただ、両指数ともに前日の安値を割り込まずに取引がスタートすると、上向きの5日移動平均線も意識され、直ぐに切り返す展開となった。また、午前中はマイナス圏でのもみ合いが続いていたが、午後に入って、週末のオプションSQを意識したとみられる先物買いで日経平均株価はプラスに転じ陽線を形成して終えた。一方、TOPIXも陽線を形成したが、薄商いのなか戻しきれず、結局小幅安で終えた。日経平均株価は今日の上昇で5日続伸となったために、サイコロジカルラインは83.33%まで上昇しており、短期的な過熱感が意識される状況となっている。今後も上昇が続くようだと急落には要注意。
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