マーケットコメント


テクニカル分析

2015-08-10

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10日、反落して始まるも、午後にプラスに浮上しTOPIXは年初来高値を更新

10日、NYダウの7日続落やドルの反落を嫌気し、日経平均株価、TOPIXともに下落して始まったが、TOPIXは上向きの5日移動平均線が支えとなり、下げ渋る展開となった。また、TOPIXが底堅く推移していたことが日経平均株価にも支えとなり、午後には両指数ともにプラスに転じた。そうしたなか、両指数ともにプラスに転じたあとも取引終了にかけて上げ幅を広げたが、日経平均株価は取引終了間際の売り物に押されて上げ幅を縮めて終えた反面、TOPIXは高値引けとなり、取引時間中と終値ベースの両方の年初来高値を更新して終えた。そのため、TOPIXは三角持ち合いの抵抗線を上抜いたと考えられそうだが、日経平均株価は抵抗線をギリギリのところで超えられておらず、明日以降、日経平均株価も三角持ち合いを突破し、年初来高値を更新するのかどうかが注目される。
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