マーケットコメント


テクニカル分析

2015-07-28

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28日、日経平均は一時75日MAを下回るも持ち直し、下ヒゲ陽線を形成して終了

28日、NYダウの下落やドルの下落基調を受け、日経平均株価、TOPIXともに3日続落で始まった。日経平均株価は辛うじて75日移動平均線上で取引が始まったが、TOPIXは75日移動平均線を下回って始まった。その後両指数ともに下げ幅を広げ、日経平均株価も75日移動平均線を下回ると、7月13日と14日の間にあけた窓を埋めるところまで値下がりしたあと徐々に下げ渋る展開となった。またTOPIXも同様に窓を埋めると、買い戻しによる下げ渋りで午前の取引を終えた。一方、午後に入ると、ドル円の反発や上海総合指数の下げ渋りなどから一気に窓をあけて上昇して始まると、日経平均株価は75日移動平均線に加え、下向きの25日移動平均線を上回るところに達する場面があったが値を保てず、25日と75日移動平均線の間でローソク足の実体が挟まれた格好で終えている。一方TOPIXは75日移動平均線を上回って25日移動平均線に接近する場面があったが届かず、結局75日移動平均線に押し返されて終えた。またTOPIXは上ヒゲの長い陽線を形成した。明日以降、25日移動平均線を上回ることができるか、押し返されるかでその後の値動きが変わると考えられ、重要なポイントになりそう。
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