マーケットコメント


テクニカル分析

2019-02-21

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21日、4日続伸。取引時間中の高値を更新するも伸び悩んで取引終了

21日、午前と午後で値動きが異なる一日となった。東京市場は小幅高で始まったあと、直ぐにマイナス沈むと、日経平均株価は下げ渋ったもののTOPIXは前日の安値を下回る場面があった。ただ上向の5日移動平均線に接近したところで下げ渋ると買い戻しから下げ幅を縮めた。一方昼休み中に、今日から2日間の日程で開催される閣僚級の米中貿易協議に関する進展を期待させる報道が伝わったことから、午後に入って一気にプラスに転じて始まると、今度は前日の高値を上回るなど、値幅場はさほど大きくなかったものの午前と午後で異なる値動きとなった。ただ、取引終了にかけては売りものに押され伸び悩み、両指数ともに上下のヒゲの長い十字足に近い陽線を形成して終えている。短期的な過熱感は出ていないものの、モメンタムは低水準のままとなっており、トレンド転換には注意したいところ。
(インベストラスト会員向けコメントあり)